恐怖や不安から逃げそうになったら。極真空手15年で学んだ「怖くても一歩前に出る」生き方
初めて黒帯の先輩と組手をした日のことを、今でも忘れません。
道場の床に立った瞬間、足が震えました。
目の前に立つ先輩は、特別大きな体ではありません。
でも、静かに構える姿から伝わってくる圧力が、とてつもなく大きく感じました。
「逃げたい」
「早く終わってほしい」
そんなことばかり考えていました。
そして組手が始まると、ぼくは本能のまま後ろへ下がりました。
怖かったからです。
すると、相手の突きも蹴りも、きれいにもらいました。
下がれば下がるほど、攻撃は逃げられません。
体勢も崩れます。
痛みも何倍にも感じます。
「怖いから下がる。」
その選択が、一番苦しくなる道だったのです。
組手が終わったあと、先輩から言われた言葉があります。
「怖くても前へ出ろ。」
当時のぼくには意味が分かりませんでした。
怖いのに前へ出るなんて無理です。
でも、次の組手で勇気を振り絞って、一歩だけ前へ踏み込んでみました。
すると、不思議なことが起きました。
相手との距離が一気に縮まり、大きな技が入りにくくなったのです。
もちろん痛みはあります。
怖さも消えません。
それでも、逃げていた頃より、ずっと戦えるようになりました。
極真空手を15年続けてきて、一番心に残っている教えがあります。
「恐怖は、前へ出ることでしか小さくならない。」
この教えは、道場だけの話ではありませんでした。
50代になった今の人生そのものを支えてくれています。
仕事の責任。
体力の衰え。
病気への不安。
老後への心配。
新しい挑戦への恐怖。
どれも組手と同じでした。
怖いから後ろへ下がる。
すると、不安はどんどん大きくなります。
やらなかった後悔だけが積み重なっていきます。
でも、小さくても前へ出る。
すると、不思議なくらい景色が変わり始めるのです。
50代になると、「もう遅い」という言葉が頭の中に何度も浮かびます。
筋トレを始めるのも遅い。
転職も遅い。
発信も遅い。
新しい趣味も遅い。
ぼくも何度もそう思いました。
ですが、人生は待ってくれません。
後ろへ下がっても、時間だけは同じように過ぎていきます。
だったら怖くても、一歩だけ前へ出たほうがいい。
その一歩が、人生を少しずつ変えていくからです。
人生も、後ろへ下がるほど苦しくなる
50代を生きていると、怖いことや嫌なことは次から次へとやってきます。
健康診断の結果。
体力の衰え。
仕事の責任。
親の介護。
子どもの将来。
「この先、大丈夫だろうか。」
そんな不安が頭をよぎる日もありますよね。
ぼく自身も、何度もありました。
ですが、空手と同じでした。
怖いから後ろへ下がる。
すると、不安はどんどん大きくなります。
筋トレを先延ばしにする。
健康診断を見ないふりをする。
やりたいことを「もう年だから」と諦める。
そうして後ろへ下がるほど、自信まで少しずつ失っていきます。
でも、一歩だけ前へ出る。
スクワットを5回やる。
5分だけ歩く。
家族に笑顔で「おはよう」と声をかける。
ブログを100文字だけ書く。
どんな小さな一歩でも構いません。
前へ進み始めた瞬間、不思議なくらい心は落ち着いてきます。
恐怖が消えるからではありません。
恐怖より、「今やること」に集中できるようになるからです。
勇気がある人だけが前へ出るわけではない
勘違いしてほしくないことがあります。
ぼくは勇気がある人間ではありません。
小さい頃はいじめられっ子でした。
大きな声が苦手でした。
人前に出るのも怖い。
初めて道場へ行った日も、逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。
今でも、新しい挑戦は怖いです。
YouTubeもそうでした。
発信もそうでした。
だから分かります。
勇気があるから前へ出られるのではありません。
前へ出るから、少しずつ勇気が育っていく。
15年間、極真空手を続けてきて学んだ一番大きなことです。
家族が見ているのは「逃げない背中」
子どもは、父親が完璧かどうかなんて見ていません。
失敗することもあります。
落ち込む日もあります。
疲れて動けない日もあります。
でも、不安があっても一歩踏み出す姿。
転んでも立ち上がる姿。
その背中を見ています。
父親の本当の強さは、誰かを倒すことではありません。
昨日の自分から逃げないこと。
その積み重ねが、家族に安心を与えます。
そして、自分自身にも静かな自信を与えてくれます。
今日、一歩だけ前へ出てみませんか
もし今、先延ばしにしていることがあるなら。
ほんの1ミリでいいです。
前へ出てみませんか。
スクワットを3回。
腕立て伏せを5回。
ブログを100文字。
散歩を5分。
家族に「ありがとう」と伝える。
その一歩が、半年後のあなたをつくります。
極真空手では、怖くて後ろへ下がるほど攻撃を受けました。
人生も同じでした。
だからぼくは、今日も前へ出ます。
完璧じゃなくていい。
速くなくていい。
止まらなければ、それで十分です。
一緒に、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。
押忍。
🛠️ ぼくが「一歩前へ出る」ために使っている自宅トレの装備品
「家で一歩踏み出したいけれど、何から揃えればいいか分からない」という方へ。 ぼくが実際に自宅で愛用している、畳一畳で体を鍛えられる「相棒(道具)」をご紹介します。
高額なジムに通う必要も、大きなマシンもいりません。 まずは自分の生活に合ったものから、無理なく一歩を踏み出してみてください。
📩 おしるこ父ちゃんのSubstack(無料ニュースレター)
「50代からでも体と心を取り戻し、家族の隣で元気に立ち続けたい」 そんな父親のためのSubstack(無料メール配信)をお届けしています。
ブログでは書ききれない日々の泥臭いリアルや、折れない心を作る考え方、子どもとの日常を直接お届けしています。
一人で悩まず、一緒に一歩ずつ前へ進んでいきませんか?
